軽蔑は呪い

同じ映画を二度観たことない。(DVDとかでは観る)

小説も漫画も読み返すということはあまりしない。

ゲームもクリアしたらやらない。

なんでかわからないけど

小説とかわからないことが残ることもあるけどまぁ分からなかったことは分からないままでいいのだ

先月買った森見登美彦の「夜行」を今やっと読んだんだけど面白かった。

分からなかったことも多いけど、それはそれでいいのだ。だめ?ごめん。

 

僕は人をよく軽蔑する。

けどこれあんまり良くないなって思うようになってきた。それは人の為にではなく自分のために。

例えば 売れてないのに僕はよく歳をとって音楽を続けてる人を馬鹿にする。バーカって思う。けど自分がそれになる可能性もあるのだ。

例えばボロボロの服を着てる人とか、空気が読めないひととか。軽蔑する。でも自分がいつそれになってるかもしれないし、社会的正義が変わってそれが正解になる日が来るかもしれないし。

軽蔑は自分自身にかける呪いなのだ。

自分の正義とセーフゾーンを狭めるだけの呪いなのだ。

 

あーでもやめられない。軽蔑。

丸くなってしまったのかもしれない。才能が鈍るのが怖い。

人を軽蔑するのは美学でもある。

自分の正義とセーフゾーンを狭めることは自分の生き様だとか美学を研ぐことに繋がると思う。

書きたいことがまとまらない。

まだ若いしもうしばらく歳とってもみっともなく音楽やってる奴を軽蔑しておこう。

ある日突然そんな過去なかったかのように振舞っても許してほしい。

呪いと向き合ったのだ。

そんなことしなくていいように歳とる前に売れよう。

売れたい。