辞今日の句

寝るというのは今日という日を終わらせる行為であって、それはある種小さな死なのではと思う。

毎日毎日その1日に未練があって寝られない。何がやりたいとか明確に思いつくわけではないけど、何となく未練がある。今日を終わりにできない。

人と会った後とかぐっすり眠れるのは今日という日を完遂した実感を感じるから何だと思う。

多分死ぬときはもっと未練があるんだろう。

死にたくないなぁ。

でも早く寝たいなぁ

 

辞世の句ならぬ「辞今日の句」でも詠むべきか。