蕎麦とアレルギー

映画聲の形を見た。面白かった。少し泣いた。感想は書かない。

歳をとると涙腺が弱くなるとはよく言うけど本当にそうなってきた。昔は何を読んでも何を見ても泣く事はなかった。私が弱くなったのではない昔の涙腺が強かったのだ。しかし最近わりとすぐ涙がでる。シンゴジラでも少し泣いた「ゴジラ効いてる!まだ日本やっていける!」って思って少し涙出た。ああでも、映画以外ではあんまり泣かないなぁ。

「歳をとる→涙腺が緩くなる」に関して、感受性が豊かになってるのだろうかとか思うけど、なんだったら昔の方が色々感じてた気がする。

人の痛みが分かるようになったのだろうか。いや別に痛みに同情して泣いてるとかではない。感激して泣いてる。

まぁ歳をとると色々緩くなるんだろう。心も身体も。

 

寒くなってきたけど蕎麦が食べたい。そば屋さんってものが近くにあまりない。東北の文化じゃないのかも。そんな事はない?

小学校の頃学校総ぐるみでソバを育てていた。畑で。他の学校のみんなが芋掘りしてる時僕らはソバを刈って蕎麦の実(実?)をぷちぷちしていた。

今覚えば僕の学校にソバアレルギーの人はいなかったのだろうか、田舎育ちにはソバアレルギーなんて無縁なのだろうか。恥ずかしい。ソバアレルギーでないことが恥ずかしい。

じきにソバを食べてるだけで馬鹿にされる時代が来るかもしれない。田舎の育ちだと。

いや、でも、ソバ食べたい。